銀座くのや お役立ちコラム お歳暮後編
創業より積み上げられた老舗ならではの知識やノウハウを皆様へお役立ち情報として提供させていただくコーナーです。
第十回目は ギフトの贈り方とマナー / お歳暮後編です。
*こんな時はどうする?
Q:お中元とお歳暮。両方贈るべき?
A:両方贈らなくても問題ありません。年に一回、感謝の気持ちを贈る場合はお歳暮のみ、両方贈る場合、お歳暮の予算を少し高めにする場合が多いようです。
Q:不幸があった場合、贈っても大丈夫?
A:お中元やお歳暮は御祝いごとではなく、贈る側、受け取る側のいずれかが喪中であっても、差し支えありません。しかし、四十九日が過ぎていない場合は時期を遅らせて「暑中御見舞」「残暑御見舞」「寒中御見舞」などとして贈りましょう。
Q:お中元、お歳暮にお返しは必要?
A:お中元、お歳暮にお返しは基本的には不要です。しかし、御礼をお伝えすることは大切なマナーです。お礼状を送るか、お電話かメールで御礼を伝えましょう。
*お歳暮のマナー
目上の方へ贈る場合、「金券類」や踏みつけることにつながる「履物類」、勤勉奨励を意味する「筆記用具」や「時計類」は避けましょう。
お歳暮を贈る時期は相手が冬休みなどで家を長期留守にする可能性があります。生鮮食品を贈る場合は事前に不在でないか確認すると良いでしょう。確認しづらい場合は日持ちするものか日用品などを贈りましょう。
本来は先方宅を訪問して手渡しするのが礼儀ですが、最近ではデパートやネットショッピングで商品を配送することが多くなっていますが、そういう場合でも挨拶状はきちんと送りましょう。